この記事では、タイの年末年始の過ごし方について、日本の正月との違い、12月から1月にかけてのバンコクの気温と人々の服装について紹介します。
タイと言えば仏教国として有名ですが、タイ人のクリスマスや年末年始の過ごし方は、どのような感じなのでしょうか？
日本のお正月は1回だけど、タイには複数のお正月があるってきいたような…？
日本とタイのお正月の違い、バンコクのおすすめスポットや、過ごし方についても紹介します。
タイの年末年始の過ごし方は？
仏教国であるタイのお正月は、実は年に3回あると言われています。それは、次の３つです。
- 日本と同じ1月1日
- ソンクラーンと呼ばれるタイ正月（4月13～15日）
- 中国の旧正月（タイには架橋が多いため）
中国の旧正月は、1月21日から2月20日の間のどこか。旧正月は、新月から満月までの15日間にわたって祝われます。
旧正月は中国旧暦に基つく祝日で毎年違います。2025年は1月29日。アジア圏の多くの国が旧正月を祝うそう！
タイ国内で一番盛り上がるお正月は、タイ正月と言われる「ソンクラーン祭り」なのですが、日本と同様に12月31日～1月1日にかけても、各地で花火やカウントダウンイベント等が行われます。
また、バンコクでは、クリスマスのイルミネーションがとても華やかなことでも有名です。そこで、まずは南国タイのクリスマスについて見ていきましょう。
タイのクリスマスの過ごし方
国民の約90%が仏教徒であるタイにおいて、クリスマスとはいったいどんなものなのでしょうか？
タイの街中、クリスマスイルミネーション
タイでも日本と同様に、クリスマス近くになると、街の至る所が華やかなイルミネーションで彩られ、仲間でワイワイ楽しんだり、華やかなイルミネーションの前で写真を撮ったりと様々です。
しかし、日本とタイの決定的違いは、そのイルミネーションはクリスマスが終わっても、なぜか撤去されずに、新年まで残されているということです。
そして、新年には、メリークリスマスとハッピーニューイヤーが同居している感じになります。
ヘー！おもしろいね。日本だったら、クリスマスが終わったら急いで撤去して、お正月ムードになるのにね？
イベントや楽しいこと、綺麗なものが大好きなタイの人達は、クリスマスと新年を同時に楽しんでいるのかもね！
バンコクのおすすめクリスマスツリー
バンコクに観光に行った場合に、おすすめのクリスマスツリーを紹介します。
アイコンサイアム（ICONSIAM）
ゴールドのツリーをかたどったイルミネーションが、ゴージャスです。
サイアムパラゴン（Siam Paragon）
毎年、白いツリーと共に電飾で彩られたアーチなどが登場します。
＼06:20～Siam Paragon／
セントラルワールドプラザ（Central World）
毎年テーマに沿った趣向を凝らした巨大なツリーが登場します。2024年はピカチュウがテーマでした♪
2024年11月27日の点火式には、人気上昇中の12人組ボーイズグループBUSや、人気俳優のピーピー・クリットさん等が、歌を披露し、大変な盛り上りでした。
タイの大晦日と元旦の過ごし方
タイのお正月は、4月に行われるソンクラーン祭りがそれに相当しますが、大晦日と元旦にかけては、日本のように街中に新年の飾りつけがされ、とても華やかなムードです。
バンコクだけでなく、タイ全体でカウントダウンイベントが開催されます。イルミネーションや花火は、観光客にも大人気です。
2024年のバンコクのカウントダウンでおすすめの場所を紹介するよ♪
アイコンサイアム（ICONSIAM）
「アメージングタイランドカウントダウン2024」は、タイ最大級のカウントダウンイベントとも言われています。なんと50000発もの花火が打ち上げられました。カウントダウン当日は、タイの有名ミュージシャンによるライブも開催されます。
韓国ボーイズグループ「GOT7」のタイ人メンバーであるBamBam、 YUGYEOM、 MARKTUANが、カウントダウンイベントに出演というニュースはとても話題になりました。
＼GOT7のメンバーはこちら／
その他、ドラマ「Cutie Pie Series」で大人気となった２人、ZeeとNuNew（じぬぬ）も出演していました！
じぬぬは舞台裏での親密度も高く、2人のやりとりがとても可愛いです。楽しみですね♪
2024年のその他出演者：BameeKT、 PERSES、 Jeff Satur、 PROXIE、4EVE、ATLAS 等
セントラルワールド（Central World）
「セントラルワールド・バンコク・カウントダウン2024」は、アイコンサイアムと肩を並べる、バンコク２大カウントダウンイベントと言って良いかもしれません。
こちらも豪華メンバーでカウントダウンライブが行われることから、早くからSNS上でも話題になります。
2024年の主な出演者：Billkin、 pp Krit 、INK WARUNTORN 等々。日本からは、PSYCHIC FEVERが出演し、総勢63組となっていました。
アジアンティーク・ザ・リバーフロント（Asiatique The Riverfront）
〔Chang Music Connection presents ASIATIQUE Thailand Countdown 2024〕
こちらは、チャオプラヤー川沿いにあるショッピングモールです。ここからも花火を見ることができき、レストランやオープンエリアでは、カウントダウンに向けて大勢の人が集まります。
近くのお寺や、通り沿いにも多くの新年に向けての露天が立ち並び、年末ムード満載です。
2024年の出演者：ROOFTOP、 PURPEECH 、ICE SARUNYU 、PARAMOUNT、CIGARGTTES SUMMERGORGES、CATWATER、AV7 等
＼ROOFTOPの素敵な歌声をチェック／
人気の場所を紹介しましたが、最上階のルーフトップバーなどから見たり、クルーズ船から見ることもできます。
人ごみを避けたいという方は、ホテル主催のイベントなどもあるので、参加してみてはいかがでしょうか？
タイと日本、正月の違いは？
タイのお正月は、４月の13日～15日「ソンクラーン祭り」の時期で、タイ人にとって最も重要な祝日と言えるでしょう。そして１年のうち最も長い連休がとれる期間でもあり、地方から都会へ働きに行っていた人達が一斉に帰省します。
テレビのニュースでは、道路の渋滞状況などを伝えるなど、まるで日本の年末年始のような感じです。
タイ正月「ソンクラーン」本来の意味は？
「ソンクラーン」とは、タイの旧暦のお正月のことで、元々は家族が一同に集まり、仏像や家の年長者に水をかけてお清めをする、伝統的な行事でした。その後それが転じて、皆で水をかけあう楽しいお祭りに発展したのです。
水かけ祭りを楽しむ一方で、タイ人は今でも各自の実家に里帰りし、敬意の意を込めて年長者の手に丁寧に水をかけ、贈り物を贈ります。
その時はたいてい「いつまでも元気でいて下さね！」などと声をかけながら水かけを行います。そして皆で、お寺にお参りに行きます。
ソンクラーン祭りの最中は、みんな「新年おめでとう！」と言いながら水かけを楽しんでいるから、水をかけられても怒ってはいけません。
TutorYim主演ドラマ、The Middleman’s Love 4話でソンクラーンをしてたね！とっても楽しそうだった◎
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※「The Middleman’s Love Series」ソンクラーン祭りの水かけの様子です。
日本の正月との違い
12月31日大晦日は、タイも日本も各地でカウントダウンイベントが開催されているようですが、一般家庭はどうなのでしょうか？
日本は、年越しそばや、おせち料理を食べたり、年が明けたら暗いうちから初詣に出かけるね。タイにもおせち料理ってあるのかな？
タイの年末年始は、特に何か食べるものが決まっているわけではなく、鍋や焼肉など、ちょっとしたご馳走とお酒、カラオケで盛り上がっている家庭が多いよ！
そして新年1月1日は、初詣のような風習があり、皆お寺にお参りに行きますが、タイの年末年始はこの2日間だけなので、あっさり終わってしまいます。
先に述べたように、タイ人にとってのお正月はソンクラーンなのです。
12月1月のバンコクの気温や気候、服装は？
タイの気候は、「暑季」「雨季」「乾季」の3シーズンに分かれていて、12月、1月は「乾季」に相当します。「乾季」は、雨も降らず暑さもやわらぐため、絶好の観光シーズンと言えるでしょう。
バンコクの気温
バンコクの12月、1月の気温は、だいたい20℃～35℃の間です。
ただし日中は日差しも強く、日本から訪れた方は暑く感じるかもしれません。でもその逆に、夜は気温がグッと下がり、屋外では肌寒い日も多いので、体調管理には十分気を配って下さいね。
昼夜での気温の差が激しいってことだね。羽織りものは持っておいた方がいいね！
おすすめの日焼け止めと注意点！
観光に行く場合や、街中をショッピングする際も歩道を歩いたりするので、日焼け止めは必要かと思います。
日本から持って行っても良いのですが、1つ注意点があります！それは、国立公園への持込が禁止されている日焼け止めがあることです。
残念ながら、日本の日焼け止めには、「メトキシケイ皮酸エチルヘキシル」が多く使用されているようです。国立公園などに行く予定のある方は、事前にチェックが必要です。
もし現地タイで購入の場合でも、コンビニやドラッグストアーで簡単に手に入りますので、ご心配なく！日本人に馴染みのある有名ブランドも多いので選びやすいかと思います。
へー！タイって自然保護にも力を入れているんだね。タイで買うなら、どんな日焼け止めがいいのかな？
タイの人気コスメブランドもあるよ！ドラマ「２gether」のブライト＆ウィンがプレゼンターを務めたことでも有名なCathyDollです！
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セントラルプラザ・グランド・ラマ９店にショップがあります。タイコスメを試してみるのも良いかもしれないですね。MRTラマ9世駅からすぐ！
バンコクの服装
過ごしやすい時期とはいえ、基本的に日本の夏服で大丈夫です。ただ、電車やショッピングモールなどは、冷房が強いので薄手の上着を持っていた方が良いでしょう。
タイでは、安くて可愛い洋服やサンダルがたくさん売っているので、現地調達もありです！
ただし、寺院観光に行くなら服装は注意しよう！
まとめ
この記事では、タイの年末年始の過ごし方、タイと日本の年末年始の違い、12月1月のバンコクの気温や気候について紹介しました。タイでは花火、日本では除夜の鐘で新年が始まります。
どちらかというと、大晦日はタイの方が賑やかかもしれないね！南国ならではの大晦日って感じみたい。
- 仏教国であるタイのお正月は、年に3回（1月、4月、旧正月）ある
- クリスマスには街中がイルミネーションで彩られ、新年まで残される
- 大晦日から元旦にかけ日本同様に祝うが、年末年始の休暇は2日で終わる
- タイのお正月は、４月の13日～15日「ソンクラーン祭り」が本番で休みも長い
- 12月1月のバンコクの気温は20℃～35℃で、気温差があるため上着は持っておく
- 服装は夏服で良いが、場所により服装や持ち物に制限があるため確認が必要
機会があれば、是非タイの年末年始を味わってみたいですよね♪綺麗なイルミネーションだけでも一見の価値がありそうです。
そして本当のタイ正月ソンクラーン祭りは、「The Middleman’s Love Series」で見て興味深々です。必ずいつか体験してみたいと思います。
≫「The Middleman’s Love Series」の視聴方法はこちら